遂にオバマ大統領が誕生しました。
アメリカだけではなく、“change= 変革”は、
私達自身にも必要だと思います。
日本の就職難は、100年に1度ぐらいの大規模な
ものなので、バブルがはじけた時のロストジェネレーションより、
もっと゛雇用″問題は深刻だと思われます。
日本が、実質上、学歴社会ではなくなってから、久しくなりますが、
やはりまだまだ学歴信仰は根強く残っています。
塾の仕事をしていて驚くのは、自分の能力や、適性に
合っていない学校を選ぶより、もっとその人にしか出来ない
仕事があるのだから、その職業につくための専門的な知識を
身につけることができる学校を選んだ方がいいのに・・・と
こちらが思っても、やはり有名校に進学したいと思われる傾向が
まだ残っていることです。
学校選びは複雑で、どの学校がいいかは、一人一人の価値観
や、能力によって異なりますので、一概にどうしたらいいのかと
いうアドバイスをお送りすることはできません。
私は、常々思っているのですが、塾と名乗っている以上、
模範となるのは、やはり吉田松陰の松下村塾であります。
ただ、受験に必要な勉強を教えるのではなく、「人間とは何か」という、
根源的なことを、学問を通じて、広く次代の若者達に教えていきたいのです。
大げさにいえば、当塾を巣立った若者達が、次の日本を背負うような、
そういう人間教育をしたいと思います。
色々な分野で、幅広く活躍できる人材を育てたいという思いで
私たちも、日々広く勉強しています。
変革というのは、看板を掲げて「さ、今日から変わりますよ」と
行うものではなく、徐々に、私たちの理念が、生徒さんたちにも、
理解していただけるのではないかなと思っています。
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