以前、ある生徒さんのお母様から、「この塾には今忘れられている師弟関係がある」という言葉を頂きました。 この一言は、私をとても勇気づけてくれる言葉だったのです。
古き良き時代を振り返るわけではありませんが、最近は本当にそのあたりの関係がドライだと思います。 他の方からお伺いしたのですが、先生が生徒さんの特徴を全く把握しておらず、面談に行って話を始める時に初めてその生徒さんについての情報を見て、取ってつけたような適当な面談をするようなこともあるそうです。
お話にならないですよね。 こんな話を聞いて情けなく思いましたし、私たちはこういうことは絶対にしてはならない、と改めて思いました。
親御さんがどんな思いをして生徒さんを預けて下さっているのか…ということを必ず心に留めておかないといけないと思います。
私たちは、生徒さんのことを十分に把握しているつもりです。 その生徒さんの性格もしっかり把握しておかないと、適切な授業やアドバイスが出来るわけないと思います。
先の記事でも書きましたが、だから、私たちはしっかり生徒さんとコミュニケーションを取ることを心がけています。 だから、有り難いことですが、生徒さんは心を開いてくださり、素の部分を皆さん出してくれます。
そのあたりが、「師弟関係」の構築にうまくつながっているのかも知れません…。
これからも、皆さんを引っ張って導いてあげられる「良い師」でありたいと思っています。
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