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アナログアルバム作り
今日は、先日からとりかかっている、去年の家族旅行の
アルバム作りの続きをしています。

家族旅行と言っても、正確には、今の家族と、実家の元家族との
年に一度の合同旅行です。

今の家族のためだけなら、写真もビデオも、場所を取らないですむので、
デジタルのまま編集するのですが、父や姉には、やはりプリントアウトして、
父の俳句や、私のコメントや、地図やパンフレットをスキャナで取り込んで、
一冊のアルバムにして渡すことにしています。

かなり大がかりな作業になるのですが、出来上がったものは、
手作りで、いかにもアナログ風でいて、実は、写真もデジタルカメラで
撮ったものですし、プリントアウトするための編集も、父の俳句の編集も、
すべてパソコンで作業していますし、ゴンドラの乗車券や、パンフレットの類も、
スキャナでパソコンに取り込んで、プリントアウトしているわけで、
何から何まで、デジタルのお世話になっています。
 
これだけ、世の中にパソコンやら、携帯電話やら、デジタルテレビやら、
デジタル機器が氾濫しても、いまだに、お手紙は、手書きでないと
真心が伝わらないとか、年賀状も、どれだけデザインに腐心していても、
やはり手書きにまさるものはない…と言われることに、私はどうも
納得できません。

パソコンで、物を作るのも、実際には大変な手間暇がかかっていますし、
ひょっとしたら、手書きの方が、ずっと簡単で楽かもしれません。

何かを創造するその道具・手段として、デジタル機器を使っているだけで、
それは、ペンや、はさみや、絵の具や、その他諸々の道具を使って
物を作るのと、なんら変わらないのです。

パソコン自体は、こちらのアイデアを具現化してくれても、
アイデアを提供はしてくれませんから・・・。

パソコンで、一生懸命何かを作っても、あまり、その労力に見合うだけの
評価をしてもらえない気がします。

パソコンなんだから、簡単なんでしょう…?
という偏見です。

要するに、大切なのは、自分自身の創造力の豊かさなのであって、
デジタル機器が、なんでも勝手に自分で動くわけではないということです。

創造力まで機械任せ…などという事態になったら、人間が生きている意味まで、
本当になくなってしまいますね。
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【2009/06/02 21:37 】 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)
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