8月に入り、生徒さんたちは、夏休み真っ最中の楽しい時ですが、そろそろ夏休みの宿題が気にかかってきている人もいらっしゃると思います。
よく有名人が、「夏休みの宿題は、初めに全部やってしまって、後は遊んだ」とか、「最後の三日でやった」とか自慢げに回想していますが、私の体験から言っても、毎日規則正しくコツコツやるのが、実は一番効率がいいようです。
小学生の時、「自由自在」丸々一冊の宿題が出て、説明のページもあるから、毎日やらなくても大丈夫とたかをくくっていたら、八月の」後半になって、どうしても間に合わないことがわかり、真っ青になったことがあります。
それ以来、毎日やれば、そんなに大変ではないことが身にしみました。
それでも、大人になっても、なかなか自分の健康維持のためとわかっていても、毎日10分のストレッチすらやらない自分を反省しています。 わかっていても出来ないのが、毎日の積み重ねですね…。
夏休みの宿題がたまる原因の一つには、わからない部分が出てきた時に、すぐその場で教えてくれる人が身近にいないこともあります。
自主学習というのは、案外効率が悪いものです。
作文や、読書感想文も、何をどう書いていいやらわからないうちに、どんどん日がたってしまします。
私は、そういう子供さん達に、自分で考えたり、文章を書いたり、物を作ったりする「創造」の喜びをわかってほしいのです。
夏休みの宿題は、親子のいいコミュニケーションになることもあります。身近にいる、一番の教師は親兄弟です。
頼るのではなく、ヒントを与えてもらうだけで、その先がどんどん見えてきます。
どうか、この夏休みを利用して、自分の創造力を磨いて欲しいと思います。
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