五月も半ばを過ぎ、学生さんたちは、新しい学校や学年にも慣れ、中学生や高校生は、一学期の中間テストも始まったことと思います。
どんどん新しい勉強が進み、授業についていける人と、そうでない人の差が出てくるのも、この時期からだと思います。
人生では、つまづいた時に、一からやり直そうと思っても、実際にはなかなか、つまづいた時点まで戻ってやり直すのは大変です。
学生時代というのは、小学校一年生から、たとえ大学四年生まで学んだとしても、たかだか16年のことなのです。
勉強で、わからないことが出てきた時、一番基礎に戻ってやり直す時間は、本当はたっぷりあるのです。
急がば回れという格言がありますが、最初は他の人に遅れてしまうと焦っても、ちょっと恥ずかしいと思っても、どこの時点でわからなくなったかを考え、そこに戻って学習すれば、案外わかるようになるものです。
取り返しのつかない学習の遅れというのは、本当はありません。
必ずわかるようになるのですから、思い切って小学生の勉強にまで戻って学習し直す勇気が、時には必要だと思います。
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