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句読点の難しさ
正しい日本語を使おうと提言されて久しいですが、本来言語は生もので、時代や地域によって微妙に違ってきて当然だと私は思います。

だからこそ、古典文法などと、ややこしいものを学ばないと、同じ日本の文学でさえ読むことが出来ないのです。

もう一つ、厄介なものは、句読点です。

本来は、読みやすく、意味が正しく伝わるように打つのですが、平安時代の文学では、「、」があれば、すぐ後ろの文節にはかからないという法則があると教わりました。

実際は、平安時代に「、」は打っていないので、後世の人が打ったものでしょうし、文法などと科学的なものは、明治時代になってから、法則を見つけ出したものですから、本当のところは、諸説様々でいいのだと思います。

前に、新聞のコラムに、地方の選挙のポスターに、「、」で止まっているキャッチコピーがあって、その含みを持たせた言い方に惹かれたので、その人に投票したと書いてありました。

「、」の効用は、先日劇団四季が上演した、三島由紀夫の「鹿鳴館」の戯曲に、よく表れていて、台詞の「、」の一つ一つに意味があるということです。

私も、久し振りに「鹿鳴館」を読んでみましたが、どうも話の筋に興味がいってしまい、「、」の意味まで考える暇がありませんでした。

それほど、「、」に心奪われないのが、戯曲を読む側にとっては、面白い作品だと言えるのでしょう。

日本語は奥が深いとつくづく思います。
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【2007/04/24 14:31 】 | 随筆 | コメント(0) | トラックバック(0)
卒業生が遊びに来てくれました!
春休みに、当塾の卒業生の椿原慶子さんや、荒川奈緒さん、荒川友美子さんが、久し振りに遊びに来てくれました!!


時の流れるのは速いもので、この間まで慶子ちゃんは小学生で、椅子に乗って遊んでいたのに、もう就職活動だとか、奈緒ちゃんはアメリカに留学するとか…大学生活も終わりに近づいています。

なかなか日どりが合わなくて、二組とも、かなり久々に会ったのですが、みんな頼もしく成長していて、とても嬉しかったです。

若い息吹を頂いて、私も勇気付けられ、また頑張ろうと思えます。

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【2007/04/08 16:37 】 | 随筆 | コメント(0) | トラックバック(0)
新年度!
久しぶりの更新になってしまいました…(汗)

今日から新年度ですね!
今年度も、私達スタッフ一同、心をもう一度新たにして、生徒さん達と共に、最大限に
満足していただけるような、中身の濃い時間を過ごしていただけるよう、
これまで以上に、一生懸命努力していきたいと思っております。

4月からも、皆様何卒よろしくお願い申し上げます!

夙川も、この数日で一気に桜が咲き始めました。お花見にもいい時期になってきましたよ。
皆様も是非!

(K)
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【2007/04/02 11:09 】 | 随筆 | コメント(0) | トラックバック(0)
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