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オバマ大統領の変革に倣って
遂にオバマ大統領が誕生しました。
アメリカだけではなく、“change= 変革”は、 私達自身にも必要だと思います。

日本の就職難は、100年に1度ぐらいの大規模な ものなので、バブルがはじけた時のロストジェネレーションより、 もっと゛雇用″問題は深刻だと思われます。 
  
日本が、実質上、学歴社会ではなくなってから、久しくなりますが、 やはりまだまだ学歴信仰は根強く残っています。
塾の仕事をしていて驚くのは、自分の能力や、適性に 合っていない学校を選ぶより、もっとその人にしか出来ない 仕事があるのだから、その職業につくための専門的な知識を 身につけることができる学校を選んだ方がいいのに・・・と こちらが思っても、やはり有名校に進学したいと思われる傾向が まだ残っていることです。
学校選びは複雑で、どの学校がいいかは、一人一人の価値観 や、能力によって異なりますので、一概にどうしたらいいのかと いうアドバイスをお送りすることはできません。
私は、常々思っているのですが、塾と名乗っている以上、 模範となるのは、やはり吉田松陰の松下村塾であります。
  ただ、受験に必要な勉強を教えるのではなく、「人間とは何か」という、 根源的なことを、学問を通じて、広く次代の若者達に教えていきたいのです。 大げさにいえば、当塾を巣立った若者達が、次の日本を背負うような、 そういう人間教育をしたいと思います。
色々な分野で、幅広く活躍できる人材を育てたいという思いで 私たちも、日々広く勉強しています。
変革というのは、看板を掲げて「さ、今日から変わりますよ」と 行うものではなく、徐々に、私たちの理念が、生徒さんたちにも、 理解していただけるのではないかなと思っています。
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【2009/01/25 21:21 】 | 随筆 | コメント(0) | トラックバック(0)
卒業生とお話して
日曜日に、当塾の卒業生の方が、帰省中なので、久し振りに遊びに来て下さいました。

開塾前に、プライベートレッスンとして教えていた頃から数えて、第24期生になる方です。

社会人となって活躍してくださっていたり、家庭を持ってお子様がいたり・・・卒業生とお話すると、単なる思い出話ではなく、将来の夢や、生き方を伺うことが出来て、こちらが大いに刺激され、また頑張って、一人でも社会に貢献できる方を育てられたらいいなあ~と決意を新たにすることが出来ます。

今年も、幾人か、卒業していく生徒さんがいらっしゃいますが、こうして、卒業後も、いつまでも気軽に遊びに来てくださると、とても嬉しいです。
【2008/01/08 20:15 】 | 随筆 | コメント(0) | トラックバック(0)
新年を迎えて
新年明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

元旦に、お墓参りに行った帰り、少し足を延ばしてドライブに行きました。
お墓は滋賀県にあり、例年ですと、あたり一面のたんぼが雪に覆われていて、
お寺の庭に積もった雪で雪だるまを作り、お供えして一緒に楽しむのが恒例に
なっていました。

今年は寒いお正月で、各地が雪に見舞われていましたのに、不思議なことに、
滋賀県の近江八幡はお天気がよく、雪も降っていなければ、積もってもいなかったのです。

さぞかしお墓は寒いだろうと、覚悟して行ったのに、肩透かしをくらったような感じで、
名神高速道路を東に進んでいました。

名神の沿道も、車の中は温室のように光が差し込み、穏やかな日和でした。

ところが、ふと前方の林を見ると、うっすらと白く雪化粧が施されています。
一つ手前の林は、陽が当たっていて明るく、そのコントラストがとても美しくて、
まるで外国のクリスマスカードから抜け出して来たかのような趣でした。

そこからトンネルに入り、トンネルを抜けると、そこは雪国だったのです!!

川端康成の「雪国」を地で行くような、風景の一瞬の変化の妙は、異次元に連れ込まれた
ような錯覚すら覚えるような素晴らしさでした。

ひどい渋滞で現実に引き戻されましたが、関が原という土地柄なのでしょうが、そこからが
厳しい寒さの北陸道との分岐点ということを、こんなにも顕著に表していることに感動しました。

雪も、ただ眺めているだけなら美しいですが、そこで生活する人達にとっては、辛く厳しいものなのでしょうと、
改めて思いました。

列車でも、車でも、窓外に流れる景色は、とても美しいですが、旅人とは、所詮傍観者なのです。

元旦早々、いい経験をしましたし、住むということと、傍観することは違うことを考えさせられました。
【2008/01/05 00:11 】 | 随筆 | コメント(0) | トラックバック(0)
伝統と革新
先日TVで、「市川海老蔵 名門に生まれて」という番組を見ました。
江戸歌舞伎の創始者と言われる、成田屋・市川団十郎を代々継いでいくのは、名門の御曹司ゆえの苦労も、並大抵ではないでしょう…と、興味本位で見始めました。
ところが、番組が進むにつれて、現代人にも歌舞伎を身近な娯楽にしてもらおうとする海老蔵の考えや苦悩と、それに対する父団十郎の、伝統を守ろうとする姿勢は、一般家庭の親子が対面する葛藤と共通するものがあると思いました。

何事も、新しいものを打ちたてようとすると、まずは、既存のものを壊すことから始めなければなりません。
子供の成長の過程でも、まずは自我が出てきて、親に反抗するわけですが、それは、親の考えが正しいとか正しくないとかに関わらず、自分の前に立ちはだかる壁として、親に反抗することで、その壁を乗り越えようとするのです。

ところが、団十郎が言うように、伝統は、色々な先人達が、経験や努力を積み重ねて築き上げてきたものなので、良いと思われる点だけが受け継がれてくるわけですし、何百年と脈々と受け継がれてきたからには、その理由があるはずなのです。
思いつきだけで、何かを変えようとしても、伝統とは、そんな脆弱なものではないというわけです。

親子の葛藤も同じ事で、子供は親の背中を見て育ち、それを乗り越えようともがくけれども、
その親も、同じように、若かりし時に、自分の親を乗り越えようとして努力し、良い点を受け継いで子供に教えようとしているので、結局は、同じ価値観を受け継いでいくようになると思うのです。

すべてを壊して、全く新しいものを造りあげることは、なかなか不可能なことで、新しいと思うことをやってみると、実は、何百年も前に、先人がすでに考えていたことだったり・・・。

古典と呼ばれるものが、音楽でも、文学でも、案外新しいものの原型だったりするのです。


【2007/11/12 20:44 】 | 随筆 | コメント(0) | トラックバック(1)
新学期が始まりました!!
今日から、二学期が始まりました。
前期・後期の二期制の学校は、もうすぐ前期の期末テストです。

今年の夏は異常な暑さでしたが、生徒の皆さんは、短期留学やら、
旅行やら、お盆の御里帰りやら…充実したお休みを送っていらっしゃったようです。

作文などの、夏休みお助けレッスンを利用してくださった方も、どうも有難うございます。

皆さんが、どんなことを普段考えていらっしゃるかが垣間見えて、こちらもとても楽しかったです。

「よく頑張ったで賞」の消しゴムも、大好評です!!
kesigomu

 
皆さんも、また次の消しゴムをゲットするのを目標に、頑張ってくださいね。

今年度中に改定が予想される、小中学校の学習指導要領では、「言語力」を全教科で育成する方針のようです。

濱田塾国語学舎では、普通の一般的な国語以外に、各種の作文や論文やレポートの書き方指導も行っていますので、文章を書くのが苦手な人はもちろんのこと、文章を書くのが大好きな方も大いに歓迎しますので、
みんなで、楽しく表現力を磨きましょう。
【2007/09/03 19:35 】 | 随筆 | コメント(0) | トラックバック(0)
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