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熱い授業
新年度が始まって1カ月と少しが経ちましたね。
皆様、そろそろペースに慣れてこられたでしょうか?

連休があったので特に気にしていなかったのですが、気が付いたら5月ももう中旬になろうとしています(+_+)
時間をうまく使わないと、あっという間に時は過ぎて行ってしまいますよね。


さて、こういう長い休みの時期は、生徒さんの心構えが大きな差となって出てくる時期です。
有り難いことに、私のところにもほとんどの生徒さんが「授業入れて下さい!」と来て下さいました。

この間まで、塾のトップページに「熱い授業を行っています!」というメッセージを載せていました。
この「熱い」というのは、教える側である我々だけの話ではないんですよね。
「先生」と「生徒さん」が一体となって熱くなれる授業を目指しています。


授業中その場では理解した「つもり」で帰るんだけど、いざ家で問題を解いてみようとなった時に、全く解けない…。
こういうケースって、よくあると思うんですよ。
私も経験としてありました(~_~;)

これは、先生だけが盛り上がって、生徒さんが置いてけぼりになってしまう授業をしている証拠なんですよね。
もしくは、生徒さん達の間でも、他の生徒さんは盛り上がってるんだけど自分は盛り上がってないという…。
先生とか周りの雰囲気に圧倒されてしまうんです。


そんな最悪のパターンだけは絶対に作りたくないので、コミュニケーションだけはしっかり取るようにしています。
勉強に興味が湧かなければ、勉強はその人にとって「異物」になってしまって、身体が受け付けなくなってしまうので、勉強を身体が受け入れてくれるような環境を作るためにも、まずはコミュニケーションをとって楽しく!そしてしっかりと!取り組んで頂くことを目指しています。

その結果、先生と生徒さんが共に「熱く」なれるんです(*^_^*)


連休中、だらけてしまいがちな時に生徒さんがそれだけ頼って下さっているのは、生徒さんも「熱く」なってくれている裏返しだと思ってます(^O^)/

【2010/05/07 23:56 】 | 日記 | コメント(0)
明けましておめでとうございます。
2010年1月1日 明けましておめでとうございます。 今年は雪が舞う中、生徒の皆様になり代わって 受験の神様、勉学の神様の菅原道真公の大宰府天満宮に 初詣に行きました!   今年もいろいろな新しい試みをどんどんするつもりです。 皆様に如何によく勉強をして頂けるかを、日夜考えていて、 そのための努力は、決して惜しみません。 今年もみんなでてっぺん目指して、頑張りましょう!! 520-1.jpg 521-1.jpg
【2010/01/01 23:13 】 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)
アナログアルバム作り
今日は、先日からとりかかっている、去年の家族旅行の
アルバム作りの続きをしています。

家族旅行と言っても、正確には、今の家族と、実家の元家族との
年に一度の合同旅行です。

今の家族のためだけなら、写真もビデオも、場所を取らないですむので、
デジタルのまま編集するのですが、父や姉には、やはりプリントアウトして、
父の俳句や、私のコメントや、地図やパンフレットをスキャナで取り込んで、
一冊のアルバムにして渡すことにしています。

かなり大がかりな作業になるのですが、出来上がったものは、
手作りで、いかにもアナログ風でいて、実は、写真もデジタルカメラで
撮ったものですし、プリントアウトするための編集も、父の俳句の編集も、
すべてパソコンで作業していますし、ゴンドラの乗車券や、パンフレットの類も、
スキャナでパソコンに取り込んで、プリントアウトしているわけで、
何から何まで、デジタルのお世話になっています。
 
これだけ、世の中にパソコンやら、携帯電話やら、デジタルテレビやら、
デジタル機器が氾濫しても、いまだに、お手紙は、手書きでないと
真心が伝わらないとか、年賀状も、どれだけデザインに腐心していても、
やはり手書きにまさるものはない…と言われることに、私はどうも
納得できません。

パソコンで、物を作るのも、実際には大変な手間暇がかかっていますし、
ひょっとしたら、手書きの方が、ずっと簡単で楽かもしれません。

何かを創造するその道具・手段として、デジタル機器を使っているだけで、
それは、ペンや、はさみや、絵の具や、その他諸々の道具を使って
物を作るのと、なんら変わらないのです。

パソコン自体は、こちらのアイデアを具現化してくれても、
アイデアを提供はしてくれませんから・・・。

パソコンで、一生懸命何かを作っても、あまり、その労力に見合うだけの
評価をしてもらえない気がします。

パソコンなんだから、簡単なんでしょう…?
という偏見です。

要するに、大切なのは、自分自身の創造力の豊かさなのであって、
デジタル機器が、なんでも勝手に自分で動くわけではないということです。

創造力まで機械任せ…などという事態になったら、人間が生きている意味まで、
本当になくなってしまいますね。
【2009/06/02 21:37 】 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)
創意工夫
塾で教えるためには、色々なところにアンテナを
張り巡らしていなければなりません。

教えると言っても、学校ではないのですから、
各人の塾へのご要望に合わせて、
より高い知識を供給したり、
わからないところを、わかるようになるように
指導したり…。

そのための創意工夫のヒントは、
どこにでも、思いがけないところに転がっていますが、
こちらがそのヒントをいつでもキャッチできるように
柔軟に構えていないと、見逃してしまいます。

今日は、学校で習っている「山月記」の語句の意味が、
あまりにも難しいので、なんとか楽しんで覚えられるように、
かるた形式のカードにして、数人で、かるた取りをしてみました。

俄然盛り上がって、多分だいぶ覚えられたと思います。

「わからない」
「こうこうこうだから・・・」

と説明しただけで、わかるようになれるのなら、
一人で充分勉強できます。

わからないところを乗り越えて、楽しく勉強できるように、
私は日々、色々なことを考えています。
【2009/05/30 23:25 】 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)
「有難う」と"Thank you." は違う!
筑波大学名誉教授の、村上和雄先生の公開講座を
拝聴する機会がありました。

人間は、35億年前の、初めての生命体からの進化の
過程を母の胎内で再現してからこの世に生まれてくるので、
「生まれる」とか、「生きる」ということを軽々しく言えたものでは
ない。
遺伝子の研究が進んでくると、人間は、60兆という数の
細胞で出来ている中に、30億の遺伝子情報が詰まっており、
それらが調和を保ちながら生命の営みを行っているので、
研究を極めればきわめるほど、生命の不思議に気付き、
「サムシング・グレート」なものによる贈り物だとしか
考えられない。

と、村上先生はおっしゃっています。

「サムシング・グレート」というのは、宗教的な言葉で語れば、
「創造主」ということになるのだろうと思います。

私は、世界中にたくさんの宗教があることを考えてみても、
人間は、やはり、太古から、自分達の力の及ばないものの
存在を認め、それを、それぞれの「神」として崇め奉って
来たのだと思います。

最近の、人の命を軽々しく扱う、残虐な事件が多発することを
考えると、もっと「サムシング・グレート」につぃて、人は考えなければ
ならないと思います。

最近の生徒さんを見ていて気になるのは、
「神様なんていませんよ」
「霊なんていませんよ」
「迷信ですよ」
と、すべてのことを否定する人が多くなっていることです。

迷信の中にも、先人の自然に対する畏敬の念が表れている
ものも、数多くありますし、無用な怪談めいた霊は否定しても、
魂が生き続けているからこそ、親や先祖に感謝しなければ
ならないことも数多くあります。

それらを、ひっくるめて、「非科学的なこと」と一刀両断に切り捨てる
ことは、如何なものかと思ってしまいます。

村上先生が、講演の終わりに、
「日本語の『有難う』と英語の"Thank You."は違う。
人間は、あり得ないぐらいの確率でこの世に生まれてくるのだから、
有ることが難しいという意味で『有難う』と言うのだ。
Thank You.とは、言葉の重みが違う。
日本人は、『もったいない』『恐れ入ります』『頂きます』
など、自然に『サムシング・グレート』に対して、慎み敬う気持ち
を表している。心の文化という面で、日本人は、リーダー的存在と
して、期待されている。」
とおっしゃっていました。

6/22に薬師寺で行われた、「薬師寺21世紀まほろば塾」でも、
生田神社の、加藤宮司が、宗教を信じていないという日本人が、
初詣でやお盆のお墓参りをしていることくぉ指摘し、
「日本人には目に見えないものに対する信仰や祈りがある」と
おっしゃったそうです。(読売新聞6/23)

日本人に本来備わっているはずの、当たり前の礼儀や挨拶の
言葉を、おろそかにした結果、今日の残虐な事件の多発や、
個人主義の横行する世の中になったのなら、もう一度、我々の
口にする「有難う」の言葉の重みだけでも、認識し直したいものです。
【2008/06/25 13:35 】 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)
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